おすすめ教材

【初心者もOK】シャドーイングに最適な書籍教材5選!

こんにちは。シャドーイングは確実に「話す」スキルが身につく最強のトレーニングだと確信しているドーナツです。

「シャドーイングで英語を効率的に伸ばそう!」と考えているけど、実際に自分にはどんな音声素材が向いているか?

何を使ったら良いか迷っている方もいるのではないでしょうか

そこでこの記事では

  • 自分に合うレベルの教材を知りたい
  • 面白い内容で楽しく続けたい
  • 英語を通して学びの幅を広げたい

という、「良い教材選びに出会いたい」方のために、音声付きのシャドーイングおすすめ教材を紹介します。

実は教材選びはその後のシャドーイングの継続に大きく関わります。

そんな教材選びのポイントも紹介するので、是非最後まで読んで自分に最適な教材を見つけていってください!

シャドーイング教材に書籍を選ぶメリット

シャドーイングに使える素材は、書籍以外ではYouTube、アプリ、ニュース、Webサイト、オンライン英会話 etc.と多岐にわたります。

そんな中でも「書籍」は導入しやすい点がシャドーイング初心者には勿論、慣れている中級以上の人にも好まれます。

導入しやすい書籍のメリットは3つ

\書籍のメリット/

  1. スクリプトが用意されている
  2. シャドーイング向けなので音声の質が高い
  3. 日本語の対訳付きで意味の確認が楽

それぞれ詳しく解説します。

スクリプトが用意されている

シャドーイングをする際は、音声素材と同じテキスト文章が入手できる事が必須になります。

紙でも、データ形式でも、Web上のものでも良いですが、とにかく音声と同じ文章を準備する事が音声の後を追いかけて発音をトレーニングしていくシャドーイングの過程では必要です。

ネットで探した音声を使う場合は、スクリプトの入手に時間を掛ける場合がありますが、本の場合はテキスト文章が載っている為スクリプト入手に時間をかける必要がありません。

ドーナツくん

少しでも手間を省けると、継続するモチベーションをキープする事ができます!

シャドーイング向けなので音声の質が高い

個人的にシャドーイング題材としては、本が優れていると感じる点は2つあります。

  1. クリアで聴き取りやすい音源
  2. 一つの題材時間が短い

クリアで聴き取りやすい音源

英語学習者向けに編集されている為、基本的に聴き取りやすい音源が収録されています。

聴き取りが苦手な人にとってはアナウンサーのようにハッキリとした「聴き取りやすい英語」は重宝します。

なにせ、今聞いている音がこれから『自分の英語の音』になる訳ですからハッキリと聴き分けられるトレーニングは重要です。

一つの題材の時間が短い

シャドーイングは一つの題材が1分~2分半ほどで終わる音声が最も適しています。

なぜならば、聴きながら声に出すという2つの動作を同時に行うシャドーイングでは、長い音声は疲労が多く継続が難しくなるからです。

書籍はシャドーイングを前提に作られている為、一つ一つのトピックが短く出来ています。

繰返し何度も使う題材なので、短い方が多くの「発音」をインプットすることが出来るため学習効率が上がります。

ドーナツくん

シャドーイングは「テキストあり」と「テキスト無し」に分けて、1週間程かけて一つの題材を完成させていきます

>教材材選びの5つのポイント をこちらの記事で詳しく紹介しています。

日本語の対訳付きで意味の確認が楽

多くのシャドーイング書籍には日本語の訳が付いています。

シャドーイングの効果を出す為には、題材の内容を理解する正しい手順で進めることが必須です。

勿論、日本語訳に頼らずに自分で意味を理解する意識をすることは非常に重要なのですが、補足をしてくれる日本語訳があることでとても効率的に進める事ができます。

ドーナツくん

日本語訳に頼り過ぎないように注意もしよう

シャドーイングに使えるおすすめ教材4冊

厳選した4冊をおすす順に紹介していきます!

アメリカ文化とリアルなネイティブ会話を楽しむ:「大杉正明のCross-Cultual Seminar」

\ナチュラルな英語表現を身につけたいのなら題材にして間違いない1冊です/

シャドーイングにここがおすすめ☝
  • リアルなネイティブの生トークが発音、フレーズ共に参考になる
  • 美しい発音で、丁寧、聴き取りやすい
  • 巻末の「役立つ英語表現集」が超便利。
  • リアルな会話の英語表現が自分のモノになる。実際の仕事や日常英会話でかなり使える

NHK講師大杉正明さんとスーザン岩本さんが、アメリカ文化をトピックに様々なジャンルについてトークをしていきます。

よくある「台本を読み上げるナレーター形式」ではないく、ネイティブの本物のしゃべりが聞けます。

北米英語でよく耳にする「表現」や「フレーズ」が散りばめられていてとても勉強になります!

収録はお二人いますが、書籍内は殆どスーザン岩本さんひとりが話しています。そこが逆にシャドーイングに練習しやすい点がちょうど良いです。

 

おすすめ度 ★★★★ 満点
主な題材内容 興味深いアメリカ文化
題材数/付録 60本 / CD
英語レベル 初級~中級
書籍目的 リスニング練習、異文化理解

誰でも出来るレベルから上級編まで:「同時通訳者のシャドーイング」

\やさしい導入本を探している人に最適です/

シャドーイングにここがおすすめ☝
  • 珍しく日本語でシャドーイングをするパートあり。全くの初心者は感覚が掴める
  • 初心者向けながらも英語速度が遅すぎない
  • 「実践編長文」は上級者にもやりごたえがあるレベル

初級編は絶対にだれでも出来るレベルのトレーニングがあるので、ひとつも出来ない事はあり得ません!

超初級向けの「短文」から「長文」まで幅が広いレベルをクリアしていくことで、できるようになる達成感と上達感を感じます。

タイトルに「同時通訳者の~」とありますが特に通訳者向けの特別な要素はなく、通常のシャドーイング教材本です。

この本は収録本数が多いので、ジャンジャン進めて沢山練習するのに使いましょう。

 

おすすめ度 ★★★☆ 星3つ
主な題材内容 日常会話、ビジネス交渉、国際会議 etc.
題材数/付録 40本 / CD
英語レベル 初級~中級
書籍目的 リスニング練習、異文化理解

シャドーイングを科学で知りたいなら:「決定版英語シャドーイング」

\迷ったらまずはコレ。シャドーイングを古くから研究している超ロングセラー本/

シャドーイングにここがおすすめ☝
  • 英語を話せるようになる脳の仕組みが理解できる
  • シャドーイング学習方法を順序だてて丁寧に解説
  • 英語が話せるしくみは知る程シャドーイングのモチベーションが上がる

ただマネして追いかけるだけでは効果が無いのがシャドーイング。

では「何に注意して、どこを改善したらよいのか?」

そんなときの基本となる「シャドーイングの効果」についてを理論的に理解する事ができる本です。

また、各題材毎に、確認するポイントが細かく提案されていて、誰でも順番に「プロソディシャドーイング」までできるように構成されています。

おすすめ度 ★★★☆ 星3つ
主な題材内容 日常会話、ニュース、オバマ大統領演説、トム・クルーズインタビュー etc.
題材数/付録 19本 / CD
英語レベル 初級~中級
書籍目的 リスニング、スピーキング力を伸ばし、間接的にリーディング速度も向上させる

ゆっくりペースで学習するなら「3ヶ月で英語耳を作る シャドーイング 改訂版」

\英語初級者の方におすすめの1冊/

シャドーイングにここがおすすめ☝
  • スクリプトの活用術(発音の書き込み例など)を具体的に解説
  • 3か月分の教材に加えて、ドラマ・映画・アプリなど、多数のおすすめ教材の紹介あり

シャドーイングに慣れている人にはかなり易しいと感じるレベルです。

ただレベルを一段落として取り組むと、今までよりも一段と「発音」「イントネーション」に集中することができるメリットがあります!

また、本の中で紹介されているおすすめ教材は、中・上級者向けの比較的高いレベルのものでやりごたえがあります!

ドーナツくん

幅広いバリエーションのシャドーイング素材は知っておいて損はなし!

おすすめ度 ★★☆☆ 星2つ
主な題材内容 オフィス会話、電話対応、ミーティング、プレゼンテーション
題材数/付録 12本 / 音声ダウンロード
英語レベル 超初級~初級
書籍目的 リスニング力を上げる,英語力全体を伸ばす

一般書籍で物足りなさを感じたら雑誌が便利

手をつけやすくて導入しやすい特徴のシャドーイング本ですが、人によっては物足りなさを感じる場合があります。

  • スラングや口語表現をもっと沢山知りたい
  • もう少しリアルな会話を題材にしたい
  • 求めているジャンルの会話が書籍にはないみたい
  • 本の英語速度は遅くて物足りない

このような方には雑誌という手もあります。

『ENGLISH JOURNAL』は多様な英語が収録されている月刊誌です。

毎月特集が変わるので、定期的にチェックしていると興味のあるジャンルが特集されていることが良くありとても便利です。

ドーナツくん

ちょくちょくチェックしているとお宝回に出会う事があるよ

『ENGLISH JOURNAL』:著名人のインタビューや、すぐに役立つ特集、世界のニュース、ネイティブのトークなど、バラエティー豊かな英語が収録されていて、楽しみながらオールラウンドな英語力を身に付けることができる学習情報誌

出版社 アルク

「本」はやり易いから継続しやすい最強の教材!数をこなしてレベルアップしよう

本の教材は、シャドーイングに必要な要素(スクリプト、音声、品質、やり方)が既に準備されているので、迷いなく始められる最適な素材です。

「シャドーイングの教材選び」はとても重要です。レベル感、内容の興味度合いが自分に合う良い素材を使える事は継続に大きく関わります!

もしあなたが英語を早く話せるようになりたいのであれば、出来るだけ多くの英語のシャワーを浴びる必要があります。

正しい手順で回数をこなしていけば確実に英語を話し、聴き取る事ができるようになります。

ここでおすすめした本は、全てわたしが実際に使って良かったものです。もし迷ったら、手軽に始められやすいものからでも実践してみてください。

楽しく続けられる自分にピッタリの教材を見つけて、効率よく会話力を身につけていきましょう!